Mein Teil ―マイン・タイル ボクの一部―

Advanced Squad Leader(SLG)の対戦記録(AAR)、 など。

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猿遊会でASLスターターキット その2──ASL"Raiders Along the Wall [S38]"対戦


categolyASL.png 2011年10月、江戸川区のタワーホール船堀で開催された猿遊会にお邪魔してASLを対戦しました。2戦目です。

・Raiders Along the Wall [S38]



Raiders Along the Wall [S38]

 1戦目が終わったところで、ASLプレイヤーが増えたので、組み合わせを変えて短めのスターターキットシナリオを対戦しました。自分はこのシナリオです。

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↑ 猿遊会ASLスターターキット卓の様子。

シナリオの概要

 アメリカ軍が守る町を、ドイツ軍が攻撃します。

 攻めるドイツ軍は一線級12個分隊、指揮官3人、中機関銃x1、軽機関銃x3と歩兵のみでした。対戦車火器は、歩兵固有のパンツァーファウストのみです。地図盤の東側から進入します。

 守る米軍は、一線級歩兵6個分隊、指揮官2人、中機関銃x2です。3ターン目に増援が登場します。新兵2個分隊を率いる指揮官1人と、M4シャーマン戦車1輛です。
 歴史的背景によると、この新兵は兵が足りなくて駆りだされた調理兵とのことです。彼らでも5火力・自動火器ボーナスがあるのは、自動小銃を配備できた米軍の強みです。

 勝利条件は、ドイツ軍が建物2つを支配できたら勝ちというものでした。
 ゲームの長さは5.5ターンです。地図盤の広さは、1枚の半分でした。

 僕がアメリカ軍を担当しました。

シナリオの分析と方針

 守るべき2つの建物は北側にあります。なので、北の丘に重点的に兵を置きます。中機関銃のうち1丁はここです。

 もう1丁は、分隊とともに地図盤中央の建物に置きました。左右どちらにも撃てるようにです。

 南側は1個分隊のみです。こちらは目標の建物から遠いので、ドイツ兵は来ないと考えていました。むしろ、最短距離で勝利条件をめざす敵を、側面から撃つ算段です。支援火器はないですが、側防機関銃のような役目を期待していました。

 スターターキットには、機関銃の火線がありません。複数ヘクスに連なった残留火力を置ける火線があれば、配置の考え方は違ったと思います。

 黄緑色の駒がアメリカ軍、水色の駒がドイツ軍です。画像の左側が北です。
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↑ 配置の様子です。進入してくるドイツ軍が盤外に置かれています。勝利条件建物には、水色のおはじきを置いています。前のおはじきの下には、米軍分隊がいます。

対戦の経過

 第1ターンのドイツ軍移動フェイズ(MPh)で、早々に誤りに気づきました。しかも2点です。
 一つ目は、北の丘に部隊を置きすぎたことです。勝利条件建物への最短の接近経路のため、3個分隊と機関銃を置きました。これは多すぎました。退路が限られるため、大くの兵を置くべきではありませんでした。
 最悪、兵の半数を失う危機でした。しかし、そうはなりませんでした。相手が慎重に兵を進めてきたため、退路が火制されなかったためです。果樹園と煙幕の妨害を利用して、危険な丘から早期に撤退できました。一部の歩兵が取り残されましたが、これは白兵戦を挑んできた敵2個分隊を長く混戦に拘束して、味方のために時間を稼ぎます。

 二つ目の失敗は、南側を軽視したことです。ドイツ兵は、兵の半数弱をこちらに指向してきました。側面から勝利条件建物を狙うつもりです。米軍増援からの距離が遠いので、これも有望な手でした。
 これは、サイコロ運に助けられます。1個分隊しかいない守兵が混乱したときは、突破されたと思いました。しかし、サイコロ2個で4以下の、動揺の士気(DM)からの自己回復に成功します。直前の突撃(APh)で、敵は道路上に出ていました。これを、回復したばかりの兵で撃って損害を与えます。中央の中機関銃もこちらにシフトさせて、敵を封じ込めました。

 ドイツ兵は、1個分隊だけが丘の北端にたどり着き、米軍増援を撃てる体勢です。しかし、寡兵でした。盤内からの煙幕手榴弾に守られて、新兵は無事に進入します。

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↑ 3ターン目の米軍移動フェイズ(MPh)終了時。左上の赤いMELEEマーカーは、2〜4ターンに渡って続いた混戦です。

 援軍の到着と同時に、僕は前の建物から部隊を引き上げます。敵に近い方の勝利条件建物を死守せず、敵手に委ねました。後半の戦いで、数の多い敵を止めるためにこちらも部隊が必要になると考え、安全策をとりました。
 この時としたのは、増援を撃つか後退する前衛を撃つかで、相手に選択を強いられると思ったからです。タイミングを合わせて、敵の火力を分散させるのです。
 これはうまくいきました。相手のサイコロも奮わず、無事に後退します。

 M4シャーマン戦車は、パンツァーファウストで破壊されないように、常にドイツ兵から3ヘクス以上離しました。また、操作班露出(CE)にします。これは、火力の高い対空機関銃を使うためです。米軍や後期ソ連軍の戦車は4火力の対空機銃があることが多く、その場合僕は好んでCEで運用します。
 ドイツ相手の時は、操作班が露出していなくてもパンツァーファウストを撃たれる可能性があり、危険性はそう変わらないと考えてのことです(さすがに、開けた地形で敵と距離があり、向こうに重機関銃がある場合などは別ですが)。
 今回も対空機銃を活かそうとしたのですが、故障して修理不能になってしまいました。CEでいる意味があまりないので、ハッチ閉鎖(BU)状態に戻ります。

 ドイツ軍は、南からの攻撃が頓挫して攻勢軸が一本しかなく、辛い様子でした。特に、地図盤中央を横切る並木道が厄介です。ちょうどここを境にドイツ兵と米兵が向かい合うときがありました。ドイツ軍の火力をLOS妨害が減衰させ、いざこの並木道へ出ると、開豁地ではないものの地形の防御効果なしに米兵の大火力で撃たれるのです。
 それでも、ドイツ兵が集まってきて火力が溜まると危険です。残りのターン数を鑑みて、逐次後方へと退きました。

 最後の勝利条件建物の周辺に蝟集して、僕は最終陣地を築きます。ドイツ軍は残り時間に押されて数度攻撃をしかけてきます。この攻撃は、後方から支援するべき火力スタックが整わず、前線で損害がでる結果となります。
 最終的には、ドイツ軍はこの建物をとることができず、米軍が勝利しました。

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↑ 終了時の様子。奥のおはじきが、激しい戦いでずれてしまっています。

対戦を終えて

 僕もミスをしましたが、敵を長く拘束した混戦や、敵が道路上出た瞬間の自己回復など、サイコロ運に助けられて勝った戦いでした。
 緊張する良い対戦でした。スターターキットは、ASLの本質的な部分が良く切り出されていると感じます。時間をかけずに楽しめるので、今後もプレイしていきたいです。

2011年のASL対戦成績:27戦18勝6敗3引き分け(この対戦の時点)
・2010年のASL対戦成績:35戦23勝12敗0引き分け
・2009年のASL対戦成績:31戦19勝12敗 0引き分け
・2008年のASL対戦成績:26戦16勝9敗1引き分け
・2007年のASL対戦成績:36戦20勝15敗1引き分け
  1. 2011/12/17(土) 19:06:36|
  2. ASL対戦記録
  3. | コメント:0
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